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かずなか歯科クリニック

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フッ化物について

2019年6月17日

フッ素とは

フッ素(元素記号<F>)とは、塩素やヨウ素などと同じハロゲン族元素の一つです。岩や土壌のミネラル成分の一つであり、土壌中のフッ素濃度は最大300ppmという比較的高い値を示します。人間の身体にもフッ素は含まれています。1日に必要なフッ化物(フッ化物とはフッ素元素が陰イオン(F -)の状態で含まれる化合物の事)は成人で3〜4mg(体重1kgあたり0、05mg)とされています。毎日の飲食からとる量では、虫歯を予防するのに必要な量が不足されがちです。

フッ素は歯にとても必要です

フッ素を利用する事により、虫歯を予防する事が可能になります。

1.歯を強くしてくれます

フッ素は再石灰化を促進してくれます。溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンを歯に戻し、歯質を強化します。
2.細菌の酸産生を抑制してくれます
プラーク(歯垢)の中のむし歯菌から発生する酸の産生に働き、酸を作る事を抑制します。

フッ素は身体に安全なの?

1.フッ素の安全性について

フッ素の摂取と安全性、効果については、50年以上にもわたる専門学会や専門医委員会、政府、各種の国際機関および国際的な保健機関の特別協議会において幾度となく再評価され、証明されています。
奈良県歯科医師会歯のおはなしより

2.急性中毒量について

一度に大量に飲み込んでしまうと急性中毒を起こしてしまいます。
フッ化物は適量ではむし歯予防に役立ちますが、一度に過剰摂取すると急性中毒を起こします。 症状としては、悪心・嘔吐などが考えられます。 見込み中毒量は体重1kg当たりフッ素量2mg(フッ化ナトリウム3.7mg)です。
☆4~5歳児(標準体重20kg)の見込み中毒量はフッ素量40mg
京都府歯科医師会フッ素で虫歯予防より

フッ化物の利用方法について

歯磨き粉の使用は身近に取り入れやすく、一般的な利用方法です。

☆歯磨き粉の使用量

☆フッ素濃度

年齢や、ご自身のムシ歯リスクに合ったフッ素濃度のハミガキを選びましょう。
むし歯リスクの高い方(むし歯になったことのある方や歯の根元の露出が見られる方)は必要に応じてフッ素濃度の高いハミガキを活用しましょう。

※6歳未満のお子様へはフッ素濃度1000ppmを超えるハミガキは使用させないでください。(1000ppmを超えるハミガキにはフッ素濃度が表示されています。)
サンスターHPより

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