年末のご挨拶
2018年12月27日
本年も残すところあと僅かとなりました。
様々な出来事がありましたが、無事に一年を過ごせましたのも
皆様の多大なご支援のお陰であり、大変感謝しております。
来年も何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、
ご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い致します。
新年には、また元気な姿で皆様とお会いできます事を楽しみにしております。
よいお年をお過ごし下さいませ。
なお、当院は12月28日で仕事納めとなり、
新年は1月5日から通常診療を開始させて頂きます。
新年も宜しくお願い申し上げます
口腔扁平苔癬について
2018年3月27日
こんにちは。かずなか歯科クリニックの院長です。
最近、口腔内がヒリヒリする、痛いとういう症状を訴えて来院する方が増えています。
その中の一つとして「口腔扁平苔癬」という粘膜疾患を疾患があります。
口腔扁平苔癬とは
口腔扁平苔癬とは、、
『皮膚(または粘膜、あるいはその両者に生じる原因不明の慢性の角化異常を伴う炎症性疾患。両側性、多発性に生じることが多い。
中高年以降の女性に好発し、症状は数年かそれ以上の経緯を辿り、症状の増悪、緩解を繰り返す。
前癌状態:経過中に約1%が悪性化する。
好発部位:頬粘膜、舌、歯肉。口唇』
(北海道大学 口腔診断内科教授 北川善政先生の資料より)
治療方法
治療方法としては
1.外用治療薬の使用
1.ステロイド軟膏
2.含嗽剤
3.噴霧剤
2.内服薬の投与
1.ステロイド
2.角化症治療剤など
3.漢方薬
内服及び含嗽剤しての使用
などがあげられます。
これにより、細胞性免疫を賦活させ、IgE抗体産生抑制を促します。
是非このような症状が御座いましたらかずなか歯科クリニックへ是非ご相談下さい
ホワイトニングについて
2018年3月20日
ホワイトニングについて
こんにちは^ ^
かずなか歯科クリニックのスタッフです。
当院では最近ホワイトニングを希望される患者様が増えてきました。今回はご自宅で行なっていただくホームブリーチについてご紹介させて頂きます。
当院では「オパールエッセンス10%」を使用して頂いております。
使用方法
クリニックにて
1、当院スタッフより説明、注意事項を聞いて頂きます。
2、Drが口腔内の診査と適応症かの判断を致します。
3、歯の色を診査します。
4、口腔内のクリーニングを行います。
5、歯列に適合したカスタムトレーの作製をします。
6、1週間程でカスタムトレーが出来上がりますので装着具合を確認します。
7、カスタムトレーへのジェルの付け方など操作方法のお話をさせて頂きます。
ご家庭にて
1、歯ブラシを行なって頂きます。
2、カスタムトレーにシリンジからジェルを注入し、口腔内に装着します。装着時間は1日一回2時間迄です。
3、装着後、うがいをして頂きトレーを歯ブラシで洗浄します。トレーはケースなどで保管して頂きます。
このような流れでホームブリーチを行なって頂きます。
症例
Y、Sさん
男性
使用前
2週間後
こちらの患者様は2週間で2トーンの効果がありました。
(Y、Sさん、ブロクにご協力して頂きありがとうございました!)
ご自身も2週間での変化を実感していらっしゃるそうです。
最近は男性の患者様のご希望も非常に多いです。^ ^
もし皆様もご興味が御座いましたら是非かずなか歯科クリニックの院長やスタッフにお声掛けをして下さい。
舌炎・舌癌など舌にできる病気について
2017年7月31日
舌にできる病気(舌炎、舌がん)および舌の形態異常についてかずなか歯科クリニック
稲毛区山王町のかずなか歯科クリニック中村院長が解説します。
白班症ーーー2〜5%がん化、舌縁好発、90%以上タバコが原因
紅板症ーーー50〜60%ががん化、積極的切除
扁平苔癬ーーーアレルギー、自己免疫疾患
カンジダ症ーーー抗真菌薬を治療に用いる
褥瘡性潰瘍ーーー2週間経過で治癒しない場合は潰瘍を疑うアフタ性口内炎ーーー小アフタ、大アフタ
ヘルペス型、ステロイド軟膏、ビタミンB製剤の内服
口腔乾燥症ーーー降圧剤、向精神薬、抗不安薬の1年以上の服用で副作用が起こる事がある
溝状舌ーーー自覚症状なし
黒毛舌ーーー菌交代現象
その他ーーー舌苔、地図状舌など
以上のように舌に出現する疾患は多岐にわたり、それを鑑別診断する事が重要であり、良性、悪性の鑑別は特に重要になってきます。
もし舌に変化や異常を感じた時はかずなか歯科クリニックへご相談して下さい。
インプラント周囲炎は危険!予防方法となってしまった時のリカバリー方法!
2017年7月19日
1.インプラント周囲炎とは?
インプラント周囲の骨が吸収を起こす事です。天然歯でいう歯周病の事です。歯肉から出血、痛み、排膿が起こりさらに悪化してしまうと最終的には抜け落ちてしまいます。
2.なぜインプラント周囲炎になるのか?
2-1.細菌(プラーク)
歯周病もインプラント周囲炎も原因は口腔内細菌(プラーク)です。まずプラークがインプラントの上部構造の周りに付着すると歯肉が腫れてきます。歯肉が腫れているだけの状態はインプラント粘膜周囲炎です。さらに感染が歯肉に止まらず骨まで達してしまい骨が吸収してしまいます。
2-2.天然歯が重度の歯周病になっている
悪性度が高い歯周病菌が口腔内に停滞しているとインプラントにも悪影響です。
2-3.その他
全身疾患をお持ちの方(糖尿病)、喫煙、歯ぎしり、噛み合わせなどが考えられます。
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3.インプラント周囲炎にならない為の2つの予防方法
3-1.セルフケア
毎日のケアがとても大切です。歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス等で付着した細菌(プラーク)をしっかり取り除きます。その後殺菌作用の高い洗口剤でうがいを行います。
3-2.プロフェッショナルケア
歯科医師や歯科衛生士による専門的な機械によるケア(PMTC)を受けて頂きご自身では磨きづらい場所のプラーク除去を行います。
4.インプラント周囲炎になってしまった場合
徹底したプラークコントロールを前提として外科的な療法を行ないます。局所麻酔下で歯肉を剥離し、骨から露出したインプラントの粗造なチタンの部分を明示します。
この部分に不良肉芽などの炎症の原因になる物が付着しているので、スケーラーやレーザーを用い機械的に掻爬します。さらにクエン酸など薬液によっても洗浄します。
最後に粗造なチタンの面があると再度プラークが溜まりやすいので、機械的に鏡面研摩します。
歯肉を戻しオペは終了です。
炎症が治ると歯肉は短縮し、インプラントの一部は露出しますが、これ以上骨吸収は抑えられメンテナンス次第でインプラント周囲炎は消失します。
5.まとめ
インプラント周囲炎の原因は細菌です。毎日のセルフケアと歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルケアでインプラント周囲炎は予防できます。