舌炎・舌癌など舌にできる病気について口腔外科出身の院長が解説!

舌にできる病気(舌炎、舌がん)および舌の形態異常について

稲毛区山王町のかずなか歯科クリニック中村院長が解説します。
白班症ーーー2〜5%がん化、舌縁好発、90%以上タバコが原因
紅板症ーーー50〜60%ががん化、積極的切除
扁平苔癬ーーーアレルギー、自己免疫疾患
カンジダ症ーーー抗真菌薬を治療に用いる
褥瘡性潰瘍ーーー2週間経過で治癒しない場合は潰瘍を疑うアフタ性口内炎ーーー小アフタ、大アフタ
ヘルペス型、ステロイド軟膏、ビタミンB製剤の内服
口腔乾燥症ーーー降圧剤、向精神薬、抗不安薬の1年以上の服用で副作用が起こる事がある
溝状舌ーーー自覚症状なし
黒毛舌ーーー菌交代現象
その他ーーー舌苔、地図状舌など

以上のように舌に出現する疾患は多岐にわたり、それを鑑別診断する事が重要であり、良性、悪性の鑑別は特に重要になってきます。
もし舌に変化や異常を感じた時はかずなか歯科クリニックへご相談して下さい。