今回は「ブリリアントモアW」と「ルシェロホワイト」について徹底比較してみます。
最近はメンテナンス時やホワイトニングを行われた患者様からも質問される事も多く、人気商品だと伺えます。
自分にはどっちが合っているのだろう?
このような疑問に思われている方も多いと思います。
SNSやネットでも人気の美白用歯磨き粉「ブリリアントモアW」と「ルシェロホワイト」について徹底比較してみます。
この記事でわかること
- ブリリアントモアWは清掃助剤のピロリン酸ナトリウム・ポリリン酸ナトリウムのダブルの成分でステインを浮き上がらせる効果が期待できる
- ルシェロホワイトは弱アルカリ性で、歯の表面よりも柔らかい清掃剤のLime粒子がステインを溶解除去する作りとなっている
ブリリアントモアW | ルシェロホワイト | |
---|---|---|
外見 | ||
価格 | メーカー希望患者様向け価格 950円(税別) | 希望患者様向け価格 1,980円(税込) |
ホワイトニング成分 | 炭酸カルシウム(Lime粒子) | 無水ピロリン酸Na、ポリリン酸Na |
内容量 | 90g | 100g |
清涼感 | ◯ | △ |
味の種類 | 3類類 | 1種類 |
フッ素濃度 | 950ppm | 950ppm |
美白効果 | ◯ | ◎ |
電動歯ブラシ対応 | ◯ | ◎ |
リンク | 販売リンクはこちらから | 販売リンクはこちらから |
2つともフッ素濃度は950ppmです。尚、1000ppmを超えるフッ化物を配合する薬用歯みがき類の使用上の注意に関しては配合濃度を直接の容器等に記載することが義務化されております。
厚生労働省のWEBサイトフッ化物を配合する薬用歯みがき類の使用上の注意についてより
希望患者様向け価格 1,980円(税込)
ルシェロホワイトの成分
[清掃剤]炭酸カルシウム(Lime粒子)[溶剤]精製水[湿潤剤]濃グリセリン
[薬用成分]ポリエチレングリコール(PEG)400、モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)
[甘味剤]キシリトール
[粘結剤]ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム
[香味剤]香料(ピュアミントタイプ)
[pH調整剤]リン酸水素二ナトリウム、水酸化ナトリウム
[増粘剤]無水ケイ酸
[保存剤]パラベン
ルシェロホワイトってどんな特徴がある歯磨き粉なの?
ステインを柔らかくする成分が入っています
ルシェロホワイトは弱アルカリ性で、歯の表面よりも柔らかい清掃剤のLime粒子がステインを溶解除去する作りとなっています。
Lime粒子はできるだけ歯の表面を傷付けずステインを落としてくれる成分です。
フッ素も配合されています
モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)の濃度は950ppmと虫歯予防に効果的なフッ素も配合されていますので、歯の再石灰化や虫歯予防にも役立つ歯磨き粉です。
低発泡剤で使いやすい
歯磨き粉は磨いていると泡ブクになってしまう物が多いですが、ルシェロホワイトは低発泡剤処方なので、うがい後も口の中に残る嫌な感じは全くありません。
クリニック専売の歯磨き粉はほとんど低発砲ですがルシェロホワイトは特に泡立ちが少ないので
使用感はとても良いです。
ルシェロホワイトの効果的な使い方について説明します
プリニアスマート音波ブラシとの併用でより効果的にステインが除去できます
株式会社GCのHPにも記載があるように、ルシェロ歯磨きペーストとプリニアスマートのステインオフブラシの併用により、歯面を傷つける事なくステイン除去することが特徴です。
毎日のブラッシングに使えます
ホワイトニング用の歯磨き粉って週に何回使ったら良いですか?
患者様からこのような質問を多く頂きます。
結論、ルシェロホワイトは毎日のブラッシングに使って頂けます。
上記にも述べましたがフッ素もしっかり入っていますので虫歯の発生と進行を予防します。
ルシェロホワイトのメリット・デメリットについて
- ルシェロホワイトには研磨剤が入っていないので歯を傷つけにくいペーストになっている
- 弱アルカリ性のペーストがステインを浮かし、清掃剤の炭酸カルシウムで除去する
- フッ素が配合されており(モノフルオロリン酸ナトリウム 950ppm)虫歯予防ができる
- 音波ブラシとの併用で効果をより発揮する
- 一般的は歯磨き粉と比べて値段が高い
- 効果を発揮するにはある程度の継続して使わなければならない
- 味が1種類のみである
メーカー希望患者様向け価格950円(税抜) |
ブリリアントモアWの成分
●清掃剤(無水ケイ酸A)
●湿潤剤(ソルビット液、プロピレングリコール)
●薬用成分(PGE-8、フッ化ナトリウム、ラウロイルサルコシンNa)
●香味剤(香料:アプリコットミントタイプ、シトラスミトタイプ、フレッシュスペアミントタイプ)、サッカリンナトリウム)
●発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム、POE硬化ヒマシNa)
●粘度調整剤(無水ケイ酸、カルボキシメチルセルロースNa)
●保存料(パラベン)
●安定剤(酸化Ti)
●着色剤(酸化チタン)
●清掃助剤(無水ピロリン酸Na、ポリリン酸Na)
ブリリアントモアWってどんな特徴がある歯磨き粉なの?
清掃助剤のピロリン酸ナトリウム・ポリリン酸ナトリウムのダブルの成分でステインを浮き上がらせる効果が期待できる
ピロリン酸ナトリウムとポリリン酸ナトリウムのイオンの力で歯の表面に付着したステイン・着色を浮き上がらせ、ブラッシングで取り除く事で、歯本来の白さを取り戻します。
味の種類はナチュラルペパーミント・アプリコットミント・シトラスミントの3種類があります。
私の愛用歯磨き粉です。ブリリアントモアWのおかげで白さを継続できています!!
オススメはアプリコットミント味です。
ラウロイルサルコシンナトリウム配合で口臭予防に期待ができる
LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)が、口臭原因菌を殺菌し、口臭の発生を防ぎます。
フッ素濃度は 一般的的な950ppm となりますのでしっかりと虫歯予防ができるフッ素濃度となっており、虫歯予防にも効果的です。
ブリリアントモアWの効果的な使い方について説明します
毎日のブラッシングにも使用して頂けます
ルシェロホワイトと同様、ブリリアントモアWも毎日のブラッシングに使えます。
さらに併用して使うとさらに効果的な歯ブラシも販売されておりそちらもお勧めです。
ブリリアントモア歯ブラシは1つ1つのタフト(毛束)が円錐状にカットされ、ステインの付着しやすい歯間部に届きやすい作りになっています。
ブリリアントモアWのメリット・デメリットについて
- ピロリン酸ナトリウム・ポリリン酸ナトリウムのダブルの作用で歯の表面に付着したステインを浮かせて落とす事ができる
- フッ素濃度は950ppmで、虫歯予防ができる
- 泡立ちが少ないので口の中が泡だらけにならない
- 3種類の味があるので飽きない
- 一般的な歯磨き粉と比べると値段が高い
- 即効性を求める人には向いていない
まとめ
美白歯磨き粉のブリリアントモアWとルシェロホワイト の比較をお話させて頂きました。
それぞれ美白成分や価格が異なるので、ご自身の生活スタイルに合わせた製品をお選び頂けたらと思います。
両方共とても良い商品ですのでなので是非ともお試し下さい。